物心ついたときから
私はそのような行動、動作、習慣
みたいなものが好きでした
覚えているのは幼稚園
私の通った幼稚園は
モンテッソーリの幼稚園でした。
『お仕事』と呼ばれる
色んな教具をつかって
遊びながらあらゆる感覚を育てていく教育法で
わたしは、縫い取りが特に好きでした。
何日も同じ作業を繰り返し
上達していく自分の指先の進化に
なんとも言えない喜びを感じました。
あとはピアノ
ピアノは、曲を演奏するというより
わたしは、指先の動きがどんどん早く正確になっていくような練習が好きでした。
発表会は苦手でしたね。
練習が好きでした。
あとは茶道
小さい頃通っていた
茶道教室では
ある一定の決まりごとを守りながら
できるだけ無駄な動きや雑念を捨て去る訓練のようなものを体得しました。
結局最終的に
ヨガにたどり着いた
そんな感じです。
ヨガスタジオの雰囲気は好きでした。
それでもなにかしっくりこなかったのは
そこに生まれる
ビジネスや人間関係が
だんだんと煩わしくなる
どこへいっても
しっくりこない
だから風のように消えてしまいたくなる
わたしは、なぜか
いつも同じところにとどまれず
消えてしまいたくなる性分のようです
築き上げたもの
集めたもの
手に入れたものを
時々手放したくなる
ただ
自分の心や身体が
徐々に進化したり回復したりするのを
感じるのは好き
ああ、いい感じ
と思えると落ち着く
どんな場所でも
どんなメソッドでも
得られる喜びは同じ
自分が好きなことが
ようやくみえてきました。
