アムリタヨガスタジオ(YOGA FEEL )

小郡市東野のヨガスタジオ

爽やかな風のように

母の遠縁で近所に住んでいる

仲良しのせっちゃん(80歳)が遊びにきました。

せっちゃんと母は同じくらいの時に夫を亡くしました。

せっちゃんの人生の大半は

夫の介護で

母とは境遇がにているのか

二人が話し始めると

やめられない、とまらないかっぱえびせんのように

気がつくと4時間経過していることもあります。

 

(だいたい、同じ話です)

 

二人の話の締めくくりはいつも

あたしたち

夫が亡くなっても涙がでなかった

よね~、

 

なのです。

 

悲しくも寂しくもないそうです。

解放感しかない

そうらしいのです。

 

何十年も連れ添ってそりゃないよな

 

そう思わなくもないですが

彼女らの人生を身近でみていたので

まあ、そうなるかな、とも思います。

 

 

この歳になって

しみじみ感じるのは

人生は爽やかな風のようにはいかないんだなということ。

 

親子、夫婦

家族ね

パートナーとかね

 

愛情が産まれますが、その感情は

爽やかで美しくあたたかいものだけではないですもんね。

ドロドロしたりギトギトしたり

ツーンとなったりヒリヒリピリピリしたり

 

もう

50になる頃には

カッピカピですよね

 

で、

死というものが

その関係を別つとき

 

涙さえ枯れ果ててるってこと

それは、ある

と思います。

 

人生って、生きるって

修行なんだなぁと思うんですよね。

 

 

人の感情、情っていうのは

非常に厄介ですね。

 

 

例えば

自分の夫は他人ですよね

他人なんだから

 

大好きな友達、くらいの

『好き』のボリュームでずっといられたら

楽なんだろうなって。

爽やかな関係だろうなって

一緒にいたら楽しい

またね👋😃って、次にしばらく会わなくても

『会いたくて、会いたくて震える🎶』

…たりしない

 

親子だってそう

ああ、可愛い、そのくらいの気持ちで子どもに接することができたら

子育ても楽

しましまとらのしまじろう親子みたいに

なれるかもしれない

なれないよね、現実には。

 

情が深くなれば、しんどい

 

 

若くして結婚した娘が

時々

しんどーってLINEしてくるんですが

(ヽ゚д゚)

 

本当よね

そうよね

 

思います。

 

 

爽やかな風のように

美しい花のように

 

かろやかにってわけには、いきませんねぇ

 

ね。