母が夢をみたといいました。
三日間、続けてお父さんの夢を見たのよ
と、すごく迷惑そうな顔で言うのです、笑
１日目は
離婚すると届けにサインをしていたら
父が
離婚したらこうしろ、ああしろと
また
指図してきたから、
もうあなたの指図は受けないと怒り散らかした夢
２日目は
離婚したら、何処へ行こうか、誰の世話になろうかと考えていたら
また父がでてきて
また、こうしろ、ああしろと指図してきたから
あなたのそういうところが嫌でわたしは出ていくのだといい放った夢
３日目は
わたしが住むところに訪ねていったら
わたしからここはお母さんがきていいところではないと諭されて、
キラキラした川のほとりで
どうしようかと悩んでいたら
また、父がでてきたのだけど
『お父さんはその川で溺れていて、鯉になってながされていった』
それが俗にいう、三途の川？
父は鯉こくが好きだったから
鯉に生まれ変わったのだろうか?
溺れた父を母は助けようとは思わなかったのか?
夢の中でも
父にうんざりしていた母の様子が
手に取るようにわかって
わたしは、苦笑いするしかなかった
結局、母は
父が流されていった
三途の川を渡らなかったので
わたしのところに戻ってきた
わたしは
母の心の居場所をいつも整える役目だった
あなたが産まれてきたから
お母さんは満足感を得られたと
それが私の存在する意味だった。
私はきっと
前世で母の
親だったんだろう
けれど前世では、わたしは悪い親で、彼女を幸せにしなかったので
また生まれ変わったのだ
母のために。
そう感じる、今日この頃。
