歳を重ねるごとに
身体は硬くなり、心も頑なになる。
それは、自然のことなので
悪いことではないと私は思います。
生きている間に
幸せでワクワクするようなことばかりを経験するなんてできません。
悲しいこと、辛いこと
悔しいこと
痛み、苦しみ
そのような経験の積み重ねが人生だと
思う年齢になりました。
そういうものから身を守り、心を守るために
人は自然と身体や心を硬くする
なので、硬いからだや、頑なになった心は、一生懸命生きた証なんだろうなと
両親と暮らしながらおもうことがあります。
私はよく思います、
こんなときは、そんな風に考えないで
こんな風に思えれば楽だろうに
と。
そんな言葉で表現しないで
こんな風にいってあげれば、ギスギスしないのに、
とかね。
でも、そう思えるのは
まだわたしに、
健康や若干の若さがあるからだろうと。
これから、わたしも歳を重ね
身体は硬くなり、心も頑なになると思います。
でも、そのときに
もう一人の自分が
空から
おーい、楽になろうよー
って、呼び掛けられるように
なりたいと思います。
せっかく生きているのだから。
生きている喜びを感じていたいものです。
