夫に弁当を作り続けて30年
彼は食欲旺盛ではないので
小さな小さな女子みたいな弁当箱だから
大変ではないが
若い頃
平気で
今日は忙しかったから食べれんかった
と、そのまんま持帰りされて
何度も怒りが込み上げたことは
今も忘れてない
(執念深い)
せめて、弁当箱くらい空にして
食べたふりくらいすれば?
というと
そんな嘘はつけない
と、正直者の彼はそう言った
それよりも、弁当を食べれないくらい忙しく働いているんだねって、言えないの?
と、逆に妻としての心得を説かれる始末
若い頃、まだわたしは素直だったから
そうか
そんな風に考えれば良いんかと
妙に納得したものだった
若さとは素晴らしいな、な
忙しいから5分で食べてるから
ちょこっとでいいよ
で ?💢😠💢
ちょこっとでいいなら、食べんでよくね?
といつも悪態をつきながら、
それでも
誰がさわったかわからない
他人が作ったものは食べられない神経質な夫に
仕方がないから作り続けた弁当
わたしにとっては
彼との修練の賜物である
お昼の弁当なのだが
準定年退職となった『オヤジ組』所属の夫が
最近面白い
現役のころは
営業成績や、出世、役職
働く昭和の男の頭の中の基準はそうだったかもしれない。
でも現在は
奥さんの手作り弁当をもってくる
休みの日にアクティブに活動している
趣味がある
そんなことが
よく、オヤジの間で話題になるらしい。
ウケる
夫は
自分が
毎日奥さんがお弁当作ってくれて、いいですねぇ
愛妻弁当ですか?
と言われると自慢げに言う
ウケる
愛妻弁当ではなく、中身は悪妻弁当なのに、🤣
歳を重ねると
価値観も変わる
夫がだんだんおじいさん化している
緊張感漂う、ちょっとピリピリしていた出勤前の夫が、密かにカッコいいと思っていたのに
いまは、
ねー、弁当は?弁当どこ?
と探し回っている。
( ´-ω-)y‐┛~~
人間は必ず歳を取るな、な、な~。
家庭内別居
この3つのワードが大嫌いな夫様
娘に
パパは若い頃
ママにとても酷いことを言っていたと思う
だから今はママに罪滅ぼしをしてるんだ
と言ったそうだ。
それでも
お弁当はいいよ、コンビニで買うから
とは、言いません。
修練が足りないな、、、。