孫のしおんが
芋掘り遠足にいったよと
大きな芋をみせてくれました。
テレビ電話で。
しおんが母に
『ひいばあが元気になって良かったね』
といいました。
最近よく発熱するひいばあのはなしを娘が話して聞かせているのでしょう。
『ひいばあも、ひいじいみたいに、お空にいちゃうの?』
曾孫からそう聞かれた母は
『まだいかないけど、いつかは
いかなきゃいけないの。
でも、ひいばあは、まだほのちゃんが小さくて
いま、お空にいっちゃうと、ひいばあをわすれちゃうかなとおもって
かみさまに
まだ、もう少しまってくださいっておねがいしてるんだけども
もし、ひいばあが
お空にいって
ほのちゃんがわすれちゃったときは
しおんが話してあげてね
ひいばあのはなし。』
そういうと
しおんは
大きく頷いて
『わかったよ、大丈夫』
といいました。
いつまでも、子どものこころのままで
天国にいく親を
看とることができればいいなと
孫に人の心の在り方を教えてもらえます。
人はいつから
余計なものを身にまとい
大切な気持ちをわすれてしまうのだろう
