築35年の家は古民家とは言わないと
わたしは思っているが、
建築には疎い夫は
私の実家を
『古民家』
と思い込んで
古民家再生を得意とする
こだわりの強い建築事務所にリノベーションの見積もりを依頼してしまった
こだわりの強い一級建築士の社長さんも
大変良い人で
色々とアドバイスをいただくのだが
なにせこだわりが強すぎる
百年もつ家だから
それなりにリノベーションしよう
と
匠の技を説明してくださる
父とは、建築士としての
考え方や言うことは似ているから
なんとなく父を思い出したりして。
現実逃避傾向気味。
社長は物腰も穏やかで面差しも柔和で
我が儘だった父とは大違いで
父も仕事の時は
こんな感じだったのかなぁとか
思い出に浸りながら
ついつい社長に父親像みたいなものをかさねてしまい、
話に取り込まれていくのだけど
ちょいとまて
待ってくれ
えーーーー
金額をきいたらのけぞるような額
無理無理無理
考えたら
一子相伝の家元や
代々続く造り酒屋や
山林地主じゃあるまいし
100年もつ家、必要か、、⁉️
という思いがふつふつと込み上げてきました。
依頼先を間違えたんじゃあなかろうか。
お父さん
2LDKでよかよ。
マジに。
娘は嫁にいったし
息子は独身がよいという。
誰が住む？
暗礁にのりあげる
実家リノベーション。。
